「花魁」

背中いっぱいに「花魁・桜ちらし」抜き彫り色仕上げのMさんです。 

筋彫りからスタートしてから今回で9回目です。

今回はブルーの色付けが入りました。

それだけでも雰囲気が豪華になりイメージがかわります。

着物のたもと部分と下部の「蝶」の色を、青・水色・マゼンタ・ピンク・赤・黄色を

使用しています。

 

 

花魁は吉原遊女の中で位の高い(上位二つ)を指すと言われています。

美貌・教養・芸事等にも優れ、花魁の中でも太夫と呼ばれる高級遊女は、

吉原の中でも数名しかいなかったようです。

美しく着飾り馴染みの客を迎えに遊郭の中を練り歩く姿を「花魁道中」と言います。