「鳳凰と麒麟」刺青デザイン&意味

鳳凰と麒麟の刺青和彫り

背中に、「鳳凰と麒麟」甲羅額墨仕上げのNさん。

最初は「鳳凰」の抜き彫りだけでしたが、今回、「麒麟」を加えて亀さんの額墨仕上げにボリュームアップ作品です。

主人公が「鳳凰と麒麟」なので、神仏系の額仕上げにデザインしました。

今回は背中左サイド部分の額ボカシでした。

 

 

額とは、抜き彫りの周囲に、墨の濃淡やボカシで「波・岩・雲・炎」などを入れ、主題となっている「人物・動物・花・仏像」などを引き立たせたり絵柄と絵柄をつないだり、また全体に統一感を出し、絵柄を引き立たせて仕上げる彫り方です。

伝統的な刺青には色々な手法があり、その図柄に合った方法で全体的な統一感を出しています。

額は、その刺青のストーリーが読み取りやすくデザインされます。

※ワンポイントタトゥーもかわいいくて素敵ですが、額のあるタトゥー(刺青)も物語があり奥が深くて良いですね!