「糸菊と龍」

女性、龍の和彫り

前回、背中左腰にカバーアップで「真鯉」を完成させたSさん。

前々回は右肩胛骨辺りにSさんの大好きな「糸菊」の筋彫りをしてそれに「龍」を

絡ませる筋彫りでした。

今回は、「龍」の身体を左肩口から左腕五分までで収める予定での筋彫りです。

今回は「龍」の下半身の筋彫りが終わり筋彫りが全て終了しました。

ウロコぼかしの開始です。全ての完成が楽しみです。

 

 

龍の特徴として、角は鹿、頭は駱駝(らくだ)、眼は鬼、耳は牛、胴体は蛇、ウロコは鯉、

お腹は蜃(蜃気楼を作り出すとされている伝説の生き物)、爪は鷹、手のひらは虎を持つ

とされています。四霊の一つである龍は変幻の象徴とされています。

また、干支の中で唯一この世に存在しない伝説上の生き物で、干支における龍は、

信用と正義感の象徴であり、中国では権力の象徴として言い伝えられています。